当財団のロゴマークは、画家・装幀家・絵本作家の安野光雅氏に描いていただきました。
安野氏は生前の河合隼雄と交流が深く、多くの著書の装幀を手がけられています。
ロゴマークと河合隼雄について、週刊朝日2013年1月25日号の安野氏のエッセイ「逢えてよかった」で紹介されました。

当財団のロゴマークは、画家・装幀家・絵本作家の安野光雅氏に描いていただきました。
安野氏は生前の河合隼雄と交流が深く、多くの著書の装幀を手がけられています。
ロゴマークと河合隼雄について、週刊朝日2013年1月25日号の安野氏のエッセイ「逢えてよかった」で紹介されました。
写真は、狭い庭で特別なルールを決めて野球をしている一場面なのですが、
おそらく幹雄兄が何か提案をしているようです。

奈良の自宅にて:俊雄小5、幹雄小3、成雄幼稚園年長
兄幹雄は話し出したらきりがなく、
独特の論理の構築、展開を見せるのは子供のころからでした。
時に的外れで、時に壮大でしたが、
ともかく他人を完全に出し抜く力を感じたものです。
理学部の生態学専攻に始まり、
最後は法社会学という自分にあった分野を見つけてからは、
壮大なことよりも、
的確な独自の分析をいつも披露してくれるようになり、
未公開の話も含めてわれわれ兄弟は耳を傾けたものです。
本日は兄の命日で早くも三回忌を迎えました。
壮大な話をしないためにも現実に根差した法学を選んだという幹雄兄でしたが、
最後に温めていた学説を今一度聞いてみたいものです。
河合成雄
2025年11月9日(日)、第13回河合隼雄物語賞・学芸賞記念講演会が
京都大学の会場とオンラインとで開催されました。
河合家といえば「雨」。
当日も雨脚が強く、現地ご来場いただきました皆様には感謝申し上げます。
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今日7月19日は河合隼雄の命日です。
2007年に亡くなったので、今年ではや18年になります。
それにもかかわらず、毎年増刷される『こころの処方箋』や
『ユング心理学入門』をはじめとする有名な著作だけではなくて、
財団のXでそのつどポストしているように多くの著書が版を重ねて、
また新しい読者に河合隼雄の考え方や見方が届いているのはうれしいことです。
中国を中心として、海外でも多くの著作が次々と翻訳されて出版されています。

※特定非営利活動法人 文化創造 および それに付随する河合隼雄公式サイトはこちらのサイトに統合・移転いたしました。