3月22日、文化庁の京都移転方針が決定しました。
文化庁が京都にあれば・・・というアイディアは河合隼雄が生前、よく言っていたことでもありました。
今回の決定に際し、
3月30日の京都新聞には、京都を代表する方々から
京都への移転を歓迎するメッセージが寄せられました。
当財団代表理事河合俊雄からも以下のようなメッセージを送っています。
「父・河合隼雄は、長官であったときに、文化庁が京都にあればよいなあ、とよく申していました。
京都に文化庁の分室を設け、「関西元気文化圏」という試みをはじめたのも、
今回の移転につながったのかなと思うと感無量です。
きっと京都を囲む山々から応援していると思います。
一般財団法人 河合隼雄財団代表理事 京都大学教授 河合俊雄」
3月の末、だんだんと開き始めた鴨川の桜のように、
関西を拠点に日本文化の豊かさがますます発展し、さらに広く世界へ発信されていくことを
願っております。