梅原猛さんがお亡くなりになったという知らせが入りました。
河合隼雄は小学館の雑誌『創造の世界』などを通じて一緒に仕事をする機会が増え、
後に、国際日本文化研究センターが設立されて、梅原さんが初代所長を務められた後に、
二代目の所長を引き継ぐことになりました。
河合隼雄に「明恵の夢記」の存在を教えて、
それを研究するように梅原さんが湯川秀樹さんと一緒に勧めたのは有名な逸話です。
梅原猛さんのなされた様々な分野における創造的なお仕事に敬意を表し、
また、河合隼雄との豊かな交流を思い出しつつ、こころからご冥福をお祈り申し上げます。
きっとあの世でまた楽しく語り合っていることでしょう。