河合隼雄は兵庫県・篠山で生まれ育ちました。
自然あふれる篠山で兄弟たちと遊んだり話したり、そうした日々は
河合隼雄にとってとても大切なものであったと思われます。
その篠山にある篠山チルドレンズミュージアムに、
このたび「河合隼雄の子ども部屋」がオープンしました。
(ちるみゅーの記事はこちら)
9月24日(日)、代表理事と河合隼雄の兄・雅雄も式典に参加させていただきました。
河合隼雄はチルミューの名誉館長でもありましたが、
こちらの展示室には、河合隼雄の年譜や河合隼雄文庫、
「しゃべるやかん」(河合隼雄がしゃべる?!)、
河合隼雄がスイスから導入した箱庭療法の箱庭がみられるようにもなっています。
河合隼雄財団のコーナーも作っていただきました。
雅雄と俊雄
代表理事の挨拶です
箱庭を囲んで
河合隼雄が1965年に箱庭療法を導入した際にカルフ女史からプレゼントされて
持ち帰った箱庭のためのおもちゃ(ミニチュア)と、河合隼雄が作った指人形も
こちらに展示されています。
(これらは天理大学より提供していただいたものです。)
子どものようにあそびも本も大好きだった河合隼雄は
お子さんも一緒に楽しめるこんなお部屋ができたことをとても喜んでいると思います。
みなさまもぜひ一度足をお運びください。