新しい元号の「令和」いかがでしょうか?
さて、新潮社が平成のベストセラー100を発表し(平成31年3月27日発表)、
そのなかに河合隼雄の『こころの処方箋』が入っています。
『波』に連載されたエッセーが単行本として刊行されたのが平成4年。
以後もロングセラーを続けています。
様々なニュースを聞いていても、河合隼雄の処方箋に納得することが多いかもしれません。
たとえば、人工透析の中止の意思確認をめぐっても、
「心の中の勝負は51対49のことが多い」ということばが思い起こされます。
元号が変わり、時代も変わりつつある今日ですが、
「こころ」というものは、色々な形はあると思いますが、
その本質は普遍的なのかもしれません。