ユング心理学研究 第11巻 『ユング心理学と子ども』の特集に、

谷川俊太郎さんと河合俊雄代表理事の対談と、工藤直子さんのエッセーが収録されています。

 

谷川俊太郎さんが河合隼雄について当財団との関連で話していただくのは3回目ですが、

今回は記録を読むことができるのがうれしいです。

 

谷川さんが一人っ子だったこと、

兄弟はいたが、河合隼雄も一人という意識が強かったこと、

「死」にとても興味があったこと、

子どもの心を持ち続けていたこと、

そのようなテーマが、二人の友情と、深い交流につながったことがうかがい知れます。

 

工藤さんもご自身の半生とともに、河合隼雄との関わりを通して

こころに繋がる影響を多大に受けておられたことなどが語られています。

 

創元社より発行されておりますので、

ご興味のあるかたは、是非一度お手にとってみてください。

 

創元社のページはこちらから⇒https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=3975