兵庫県の広報誌 『ニューひょうご ごこく』は、
兵庫県がかつては摂津・播磨・但馬・丹波・淡路という5つの国であったことにちなんだタイトルで
年4回発行されています。
このたび、夏号の「兵庫人物伝」のコーナーで河合隼雄がとりあげられました。
この記事では、河合隼雄の足跡を振り返りつつ、隼雄にちなんだ地元スポットが紹介されるなど、
地元広報誌ならではの視点から河合隼雄が描き出されています。
河合隼雄のすぐ上の兄、迪雄が取材に協力し、他ではみられない写真も掲載。。。!
自然あふれる篠山ですごした子ども時代は、その後の河合隼雄の生き方に大きく影響を与えたと思われます。
目次はインターネットからごらんいただけます。
ぜひ書店にてお求めください。店頭にない場合は全国からお取り寄せ可能とのことです!
さて、篠山と兄・迪雄といえばタイムリーにもYomiuri Online 6月27日の記事として
七つの子 河合氏 わしの歌 が掲載されました。
これは、河合隼雄が篠山にて提唱した童謡唱歌を広める活動が10周年を迎えたことを記念し、
河合隼雄が「かわい かわい」と鳴くからすをうたった「七つの子」を「わしの歌」とユーモアを交えて称したことにちなみ
「七つの子」の歌碑を迪雄氏が寄贈。
27日、除幕式が行われたそうです。
「日本の童謡・唱歌をひろめる会」は同じく隼雄の兄で霊長類学者・児童文学作家でもある河合雅雄が初代会長をつとめ、
上述の兄迪雄は前会長。
河合家は兄弟でカルテットをくむくらいの音楽一家だったのですね。
でもこの記事、きっと河合隼雄が見たら「ワシの歌ちゃう、カラスの歌や」といいそうですね。。。