本日、7月19日は河合隼雄の命日です。
京都では祇園祭の前祭、17日の山鉾巡行も終わり、
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まさに祭りのあと、なのですが
すごいもので、梅雨明けしたとたん、
一斉にセミがなきはじめました。
銀杏もなんだかものすごく「あおあお」している気がします。

京都の夏は本当に暑く厳しいのですが、
自然と文化が共に生きる街だなぁと実感する場所でもあります。
今年の夏は国際分析心理学会はアジアで初めての大会を
京都で開催します。
河合隼雄が日本人で初めて資格をとったユング派分析家の集まる国際学会。
さまざまな国からユング派の分析家が集まりますが、
みなさんが、この厳しい夏に驚かれませんように。
この中で開かれる8月30日の佐渡裕さんのイベントは
河合隼雄のメモリアルイベントともなっています。
先日の第四回河合隼雄物語賞・学芸賞授賞式での河合俊雄代表理事の挨拶にもありましたが、
河合隼雄をバイブルとして崇めるのではなく、
河合隼雄の仕事と精神を踏襲しつつ、これからの私たちの社会と文化、生き方を考える財団でありたいと願っています。