河合隼雄著 『新版 心理療法論考』が創元社より発刊されました。
本書は河合隼雄が35歳から57歳までの間に
専門誌を中心に発表した心理療法についての論文や講演録をまとめた前著を、
代表理事河合俊雄が時代に合わせて編集し、新版として発刊されたものです。
人々のこころが変化していくのに合わせて、心理療法のあり方もまた変化していくものですが、
その礎を築いた河合隼雄の論考は、今なお、現代の人々のこころの理解に資する知恵を与えてくれます。
本書には貴重な河合隼雄自身の事例報告論文をはじめ、
資料的価値の高い論文も収められています。