舞踊家の西川千麗さんの一周忌を記念し、
『舞の靈性 西川千麗一周忌』が藤原書店より刊行されました。
このサイトでも以前にご紹介しましたが、
千麗さんは、ご生前、河合隼雄と深いご縁のあった方です。
この本は、千麗の會の方々によってつくられました。
千麗さんとご縁があった方々から寄せられた言葉のひとつひとつが心に染み、魂に響くのは
千麗さんと私たちが、その言葉たちを通して交差するからなのでしょうか。
『明恵 夢を生きる』（河合隼雄著）をもとにした舞
「阿留辺畿夜宇和」について
河合隼雄が寄せた文章も再録されています。
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名僧明恵の清々しく、且つ、雄々しく生きる姿が、どのように表現されるのか、
固唾を飲む想いで千麗さんの姿を凝視し続けた。
それは期待以上の舞であった。
河合隼雄「阿留辺畿夜宇和」本書再録文章より
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