一般社団法人 河合隼雄財団 | KAWAI HAYAO FOUNDATION

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一般財団法人 河合隼雄財団ロゴマーク

当財団のロゴマークは、画家・装幀家・絵本作家の安野光雅氏に描いていただきました。
安野氏は生前の河合隼雄と交流が深く、多くの著書の装幀を手がけられています。
ロゴマークと河合隼雄について、週刊朝日2013年1月25日号の安野氏のエッセイ「逢えてよかった」で紹介されました。

新着情報

第8回河合隼雄物語賞は該当作品なしとなりました。

第8回河合隼雄物語賞

〈選考委員〉上橋菜穂子 小川洋子 後藤正治 (五十音順)

 

□授賞作□

 

誠に残念ながら、今回は該当作品なしとなりました。

 

 

※正式な受賞の言葉や選評は「新潮」8月号(7月7日発売)誌上で発表いたします。

学芸賞のページはこちら

 

 

第8回(2020年度)

第8回河合隼雄物語賞

〈選考委員〉上橋菜穂子 小川洋子 後藤正治 (五十音順)

 

□授賞作□

 

誠に残念ながら、今回は、該当作品なしとなりました。

 

 

※正式な受賞の言葉や選評は「新潮」8月号(7月7日発売)誌上で発表されました。

 

 

 

第8回(2020年度)

第8回 河合隼雄学芸賞

〈選考委員〉岩宮恵子  中沢新一   山極寿一   鷲田清一(五十音順)

 

□授賞作□

 

『チョンキンマンションのボスは知っているーアングラ経済の人類学』

 

                     2019年7月30日刊行 春秋社

 

小川さやか(おがわ さやか)

 

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河合隼雄『イメージの心理学 新装版』青土社から復刊しました!

河合隼雄の『イメージの心理学』は、

青土社の伝説の雑誌『イマーゴ』の創刊号(1990年1月)から

1年間連載されたものを1冊の本にまとめられたものです。

 

それからちょうど30年経た2020年4月下旬、新装版としてよそおい新たに、

青土社から復刊することとなりました!

 

 

 

表紙のイラストやデザインは1991年版と変わらずそのままに、

ですがソフトカバーになった分、ちょっとばかり軽量化が実現(笑)。

 

さらに、今回の新装版には、詩人で河合隼雄の盟友である、

谷川俊太郎さんによる「新装版へのあとがき」も寄せていただいていています。

 

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河合隼雄の考える「文化の力」を いまいちど

福井新聞の記事「地方こそ文化の宝庫」の中で、河合隼雄のことが触れられています。

 

ちょっと前の新聞記事になりますが、

 

2020年2月23日付の福井新聞の記事(5面)、

 

「ふくい日曜エッセー・時の風」コーナーの中で、

 

文化庁総括・研究グループ研究官の朝倉由希さんが、

 

「地方こそ文化の宝庫」という文章を寄せています。

 

2040年(!)の福井県を見据えた将来構想を作る

 

「長期ビジョン推進懇話会」の委員を務める朝倉さん。

 

長いスパンで地方の将来を見据える上で、

 

「文化力」は重要なキーワードだと注目されています。

 

この「文化力」という言葉を公式に使用し、全国に積極的に広めたのは、

 

文化庁元長官の河合隼雄であったことに触れ、

 

「人が文化芸術の力で心が豊かになるのと同様、社会も文化芸術の力で元気になる」

 

という文化庁長官就任当時の河合の言葉を取り上げています。

 

 

朝倉さんの記事はこちらで読むことができます。

 

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1034582

(※会員登録が必要です。登録月は無料です。)

 

 

福井県のみならず、

 

全国各地の、 あらゆる地域の、あらゆる人々の多様な ”文化の力=文化力”は、

 

今まさに見直され、大切にされるべき時ではないでしょうか?

 

さらに、河合隼雄の考える「文化の力」について、

 

 

『日本文化のゆくえ』(岩波現代文庫,2002/2013)も

 

合わせて読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

約20年前に書かれた本ですが、とりあげられているテーマ

 

――個人、家族、教育、仕事、消費、科学技術、異文化、夢と遊び、芸術、死、宗教、倫理――は、

 

まさにどれをとっても現在、今日のわれわれが直面している問題です。

 

この20年で社会は大いに変化してきたとはいえ、

 

河合隼雄の日本社会と文化を貫く普遍的な視点から、

 

あらためて現代を振り返ってみることで、 新しい気づきを得る機会になるに違いありません。