一般社団法人 河合隼雄財団 | KAWAI HAYAO FOUNDATION

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一般財団法人 河合隼雄財団ロゴマーク

当財団のロゴマークは、画家・装幀家・絵本作家の安野光雅氏に描いていただきました。
安野氏は生前の河合隼雄と交流が深く、多くの著書の装幀を手がけられています。
ロゴマークと河合隼雄について、週刊朝日2013年1月25日号の安野氏のエッセイ「逢えてよかった」で紹介されました。

新着情報

第2回(2014年度)

第2回 河合隼雄物語賞

〈選考委員〉上橋菜穂子 小川洋子 宮部みゆき (五十音順)

 

□授賞作品□
私のなかの彼女
(2013年11月 新潮社)

 

□著者略歴□
角田光代(かくた・みつよ)
1967年神奈川県生れ。早稲田大学第一文学部卒。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人 賞、97年『ぼくは君のおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、 03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11 年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花賞を受賞。著書に『くまちゃん』『月と雷』等多数。

 

□授賞理由□
書き手の内面を掘り下げる方向ではなく,他者との関係がいかに「物語」を書かせてしまうか,それを見事に浮かび上がらせた作品である。

 

■角田光代さんの受賞コメント
「私小説」としてとらえられがちだけれども、そうではなく、「物語」として評価をいただいて、たいへんうれしいです。

※受賞の言葉や選評は「考える人」2014年夏号(7月4日発売)誌上で発表されました。

第2回(2014年度)

第2回 河合隼雄学芸賞

〈選考委員〉岩宮恵子  中沢新一  山極寿一  鷲田清一(五十音順)

 

□授賞作品□
首里城への坂道:鎌倉芳太郎と近代沖縄の群像
(2013年7月 筑摩書房)

 

□著者略歴□
与那原恵(よなはら・けい)
1958年東京生まれ。ノンフィクションライター。97年の『物語の海、揺れる島』(小学館)で脚光を浴びる。近作に『サウス・トゥ・サウス』(晶文社)『まれびとたちの沖縄』(小学館101新書)『わたぶんぶん わたしの沖縄料理』(西田書店)など。

 

□授賞理由□
首里城復活をはじめとする琉球文化再生の立役者である鎌倉芳太郎の寡黙で情熱を内に秘めた人生を物語性豊かに蘇らせた作品。周囲の人々、そして作者の鎌倉への愛にあふれている。河合隼雄を感動させるに違いない一冊。

 

■与那原恵さんの受賞コメント■
『首里城への坂道』という本は鎌倉芳太郎と沖縄の物語について書こうとした本です。物語ということを深く追求されていた河合隼雄先生の作られた賞をいただいたということで大変うれしいです。
琉球文化の復興にかけた方々の努力を広く知らしめることができればうれしく思います。

 

第2回河合隼雄学芸賞が決定いたしました!

第2回 河合隼雄学芸賞

〈選考委員〉岩宮恵子 中沢新一 山極寿一 鷲田清一(五十音順)

□受賞作品□
首里城への坂道:鎌倉芳太郎と近代沖縄の群像
(2013年7月 筑摩書房)

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第2回河合隼雄物語賞が決定いたしました!

第2回 河合隼雄物語賞

〈選考委員〉上橋菜穂子 小川洋子 宮部みゆき (五十音順)

□受賞作品□
私のなかの彼女
(2013年11月 新潮社)

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中西寛氏による「半歩遅れの読書術」(日経新聞)で河合隼雄の著作がとりあげられました

日本経済新聞の「半歩遅れの読書術」
かつて、河合隼雄もたくさんの寄稿をしていたこの読書欄、
5月11日に中西寛氏が寄せた文章の中に、河合隼雄の著書がとりあげられています。

ケルトを巡る旅

国際政治学者である中西寛氏は、
京都の辻々のお地蔵さんにみられる
日本人の信仰心のありようを捉える中で、
それを的確に捉えたラフカディオ・ハーンに共感を示します。

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